今タイに来てるんですけど
アジアNO1レストラン「ガガン」に行ってきました。
面白かったですねー。
まさに「エンターテイメント」
まずメニューが全て絵文字。
全部で25皿。
1皿1皿がサプライズの連続。
トップレストランにも関わらず
お皿を舐める料理などもあったり、
サービスマンもすごくユーモア。
美味しかったのは当然なんですが
何より「楽しかった」
ソムリエの方が日本人で
料理に合わせてワインをペアリングしてくれました。
25皿に対し、
ワイン9杯。
それはもう楽しい。
楽しかったよー!
という話で終わらぜては面白くないので。
いくらぐらいの売上になるかなんとなく計算してみました。
お値段。
料理6500バーツ
ワインペアリング4500バーツ
11000バーツ+サービス料・税金17%
周りを見渡すと全てのテーブルで
ワインペアリングをオーダーしていたので、
客単価は大体45,000円くらいでしょうか?
お店のシステムは
17:30〜
21:00〜の2回転。
お店は1ヶ月前でも予約が難しいので
2回転フルで満席。
大体50席くらいだったので
45,000円×50席×2回転=450万円/日
月商1億3500万円!!!
年商16億2000万円!!!
飲食店でここまで行けるんですね。
で、これと共通してるなー。
と感じたNewsがありました。
フェンシング2.0に挑む会長・太田雄貴の奮闘
https://toyokeizai.net/articles/-/242510
北京オリンピックでフェンシング銀メダルを獲得した
太田さんが昨年フェンシング協会の会長に就任し、
戦略を組み、改革を進めた結果、
1000円で売っていたチケットを5,500円にしても満席にしたというNEWSです。
客単価を今までの5.5倍にして満席にできますか???
凄まじいですよね。
この秘密は「エンターテイメント化」です。
いろいろな伏線はあるんですが、
簡単に言うと、
フェンシングの全国選手権の会場を
従来の体育館ではなく、
舞台公演で使われる東京グローブ座で
行ったんですね。
太田さんはこう言っています。
「普段、コンサートや劇団四季のようなミュージカルを観に行く人は、1万円を支払うことに対して、抵抗はないわけです。
そこに1万円の価値があると感じているから。
一方で、スポーツとなると、どうしても受益者負担がない世界になってしまう。1000円では僕らはいつまで経っても収益化できない。
だから、スポーツとしてのフェンシングからアート・芸術の世界に進化させたかったというのがあります。同じスポーツの土俵では勝てないなら、早めにこっち(アート・芸術)にもっていくというのが、ポイントだと思っています」
先に紹介したレストラン・ガガンも
太田さんのフェンシングも
「食事」「アマチュアスポーツ」という
枠組みで見られてしまうと「高い」となるわけです。
ですから違う枠組みとして捉えてもらうために
エンターテイメントにすることで
客単価が5倍以上になっても人が来るわけです。
貴店に「エンタメ化」できる要素はありませんか?
ぜひやってみましょう!