整体院から学ぶLINE@のクーポンやメッセージ配信の集客事例|店舗経営者の集客アイデア

昨日整骨院のクライアントから

「LINE@で集客する方法教えてほしい」

と相談がありましたのでシェアします。

LINE@はFacebookやInstagramブログと違い
相手のスマホへ直接通知が行くプッシュ型のメディアです。

”待ち”ではなく”攻め”のメディアですね。

それだけに運用の仕方には
注意をしなければいけません。

・LINE@を運用をする目的
・LINE@を誰に向けてどんなメッセージを送るか
・LINE@はどれくらいの頻度で送るべきか
・どうやってLINE@の友達を集めて増やすか
・ショップカードの上手な活用方法
・クーポンやランクアップ時の特典は何をするべきか

LINE@の運用する目的

どのツールを使う目的は
基本となるのは”売上”を上げることです。

口を酸っぱくいつも言っていますが、
売上の公式は下記でしたね。

売上=客数×客単価×来店頻度

LINE@は売上の公式の”来店頻度”に効くツールです。

年に2回来てくれるお客様を
年3回に増やすだけで
売上は1.5倍になりますから大変重要なツールであることがわかると思います。

LINE@は来店頻度のアップを促すツールですので

「そろそろお店に行かないとなぁ」

と思えるようなメッセージを送るようにしましょう。

そして大事な事は、
しっかりとデータを取ることです。

これはLINE@でも同じです。

LINE@のクーポンには
開封数・使用数が測れる機能が備わっています。

どんなメッセージを送った時に
どれだけ反応があったかなど
貴店独自のデータを蓄積していきましょう。

ホットペッパーの営業マン時代に

「流行っているクーポンはありますか?」

ですとか

「すぐに集客できる方法教えてください」

などよく聞かれましたが

誰に向けて、
どんなメッセージを送れば
どんな結果が出るか仮説を立て

テストを何回も行い、
テストで出た結果を元に改善をする。

この繰り返しでしか
貴店にとってのベストな集客方法は
見つかりません。

インスタントなやり方は
インスタントな結果しか生みません。

誰でも簡単にできることは
誰でも簡単に真似されてしまいます。

貴店に最もふさわしい販促方法を見つけていきましょう。

ですから、LINE@を運用する時も
あなたのお店の理想のお客様(ペルソナ)を作り、
その方にとって喜ばれる情報を提供していきましょう。

※ペルソナをもし作っていらっしゃらない方は
以前、書いたペルソナの作り方の記事を参考にして今すぐ作ってくださいね。
https://buzz-create.com/archives/560

LINE@誰に向けてどんなメッセージを送るか

ペルソナを思い浮かべ、
ペルソナ1人に届けるつもりで運用しましょう。

例えば整骨院の場合、
保険診療の比率を減らし、
自費診療の比率を上げたいという課題があります。

その場合、
自費診療をしてくれる理想のお客様(ペルソナ)は
どういう情報を求めているかを想い浮かべて
クーポンとメッセージを送ります。

飲食店の場合は、

・平日を埋めたい
・早い時間を埋めたい
・遅い時間を埋めたい
・宴会比率を高めたい
・お酒の注文率を高めたい
・カウンターを埋めたい

などの集客課題があると思いますが

ここを埋めてくれるような
ペルソナをまず作り、
その方に向けて、
いつ、どんなメッセージを届ければ

「行ってみようか?」

という気持ちになるかを考えてみましょう。

どんな頻度で送ればいいか

一般的に、
大体1週間から10日に1度お送りするのが
ブロック率を軽減できる頻度です。

しかし、
メッセージを送る頻度も
ペルソナに合わせて決めることをオススメします。

LINE@の友達を増やす方法

LINE@の友達を増やす方法は2つです。

1.お店でPOPを用意し、スタッフさんからお声がけをする

2.自社ホームページに友達追加ボタンを設置する

自社ホームページでは友だち追加ボタンを設置し、
LINEをお問い合わせの窓口にすることで友だち追加の促進が可能です。

LINEショップカードの上手な運用方法について

LINEショップカードはスマホの中にオンラインのショップカードを運用できる機能です。

財布がパンパンになってわずらわしくなったりもしないですし、持ってくるのを忘れたということも防げます。

ショップカードを運用する目的は

「A店に行ったらポイントが貯まってお得になるから、B店に行くよりもあなたのお店に行ったほうが得」

と思わせることが目的です。

ですから、お客様が

「あなたのお店でポイントを貯めている」

という意識がなければ、
ショップカードを運用する意味はありません。

お会計の時に「ポイントカードお持ちですか?」と聞いて
「あ、そういえば持ってます」という状態ではポイントカードを運用する意味がないわけです。

そういう意味でも、
「ポイントが満タンになる上限数」は重要です。

あと何回行けばポイントが満タンになって、
お得になるのかを意識させる必要があります。

10回も来店しなければポイントが満タンになるのでは
お客様はポイントを貯めていることを忘れて
ショップカードを意識しなくなってしまいます。

ですからポイントカードは3回行けば満タンになるようにします。

LINEショップカードにはランクアップカードの機能がありますので
3ポイント貯まったら次のランクのカードに昇格するように設定しましょう。

クーポンやランクアップ時の特典は何にするべきか

集客できるからと言って
ただの割引や利益を削るものであってはいけません。

・あなたのお店の良さが伝わるもの
・集客課題を解決できるもの、
・利益改善を図れるもの

を用意しましょう。

自費診療率を高めたい整体院の場合であれば、
自費診療をお試しできるような特典をつけるのがオススメです。

さらに、お試しいただいた方には
「お客様の声」をいただくようにしてください。

自費診療の良さをお客様の口から語って頂く事が大切です。

サービスをしたその方だけで利益を取ろうとせずに
サービスした方には「お客様の声」として登場をして頂き
ホームページやSNSで登場してもらうことが
クーポンや特典の最も効果的な使い方です。

ぜひやってみてくださいね。

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