ラーメン発見伝って知ってますか?
私の好きな漫画の1つなんですが
主人公のライバルである
芹沢の名言が考えさせられるものなので
ご紹介します。
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客はラーメンを食ってるんじゃない!
情報を食ってるんだ!
(中略)
客はマスコミやインターネットに
載った裏付け情報があって
初めてうまいと言う。
それが高じると
「あの店はうまい」
っていう情報さえあれば、
マズいラーメンでも
うまいと言うようになるんだよ!
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ここまで極端では無いかもしれませんが、
「豚のしゃぶしゃぶ」
と
「鹿児島県産六白黒豚のしゃぶしゃぶ」
仮に、
同じ鹿児島県産のお肉を使っていても
この情報を伝えているか伝えていないかで
満足度や客単価は変わります。
ですから、
私はお店からの情報発信が大切だと
常々お伝えしています。
仕入先や作り方を変えずに
言うか・言わないかだけで
売り上げが変わるのですから
やらない手はありません。
何も今すぐメニューブックを開いて
産地だけじゃなく、作り方など
伝えきれていないものはないか?
見直してください。
私は情報の大切さを以前お伝えしたこともありますが、
かつて、アメリカの業界5位だった
「シュリッツビール」をナンバーワンに成長させた
有名な話があります。
クロード・ホプキンズという伝説的なコピーライターが
シュリッツビールを訪れた時に
シュリッツビールのビール工場を訪れた際に
細やかな洗浄や綺麗な水を使う為の工夫など
製造プロセスにすごく感動したそうです。
「なぜ、これを伝えないのですか?」
と担当者に尋ねたら
「なぜですか?我々が利用しているプロセスは他社が利用しているものと全く同じですよ」
と答えたそうです。
しかし、クロード・ホプキンズは
「他社はコレを伝えたことが無いんです!」
と言って広告文にこのことを載せました。
これから数ヶ月で、シュリッツビールは業界5位からナンバーワンに肩を並べるほどに成長しました。
この話からも分かるように、
「業界では当たり前だから」
「他のお店もこんな事はやってるよ」
と言わずにメニューを見直しすることをお勧めします。
それではまとめます。
1.今日1つだけメニューを決めてポップを作る
2.スタッフからファーストオーダー時に
オススメを理由つき紹介する
3.今日のおすすめメニューの注文数を集計する
4.スタッフにその結果を共有する
5.1週間同じメニュー同じオススメで検証して
1週間後にミーティングを開く。
どんな人やどんな言い回しをしたときに
よく注文をしてくれたか共有する場を作ってください。
コレを繰り返すことで
2つメリットがあります。
①スタッフは自分のお店の商品をよく知ることができる
②お客様にコミュニケーションを取る機会を作れる
ぜひやってみてくださいね。