昨日は博多で居酒屋に行ってきました。
そのお店で「うまいなぁ」と思う仕掛けが
あったのでシェアします。
何度かお話しした事はありますが
お客様がお店に来なくなる理由の
第1位は「忘れていた」からです。
ですから、お客様に思い出してもらう
仕掛けを用意しておかなければいけません。
昨日行った博多のお店では
思い出してもらう仕掛けを
うまく作っていました。
終わりよければ全てよしと言うように
帰り際にインパクトを残すのは
有効なタイミングです。
そのお店はお会計が終わったら
まずお見送りをしてくれます。
そして、
「今日も寒いので、気をつけて帰って下さいね」
とその一言を掛けることもすごく重要です。
人は
「いらっしゃいませ」
「ありがとうございました」
「気をつけてお帰りくださいね」
などの聞き慣れたテンプレートは
全くに入ってきてませんし、
ほぼ頭に残っていないです。
ですから、
今日の気温や天候、その人のパーソナルな
部分を一言加えるとインパクトが増します。
コードをお預かりしていたのであれば
「このコートあったかそうですね」
といった一言だけでも違います。
そしてこのお店は帰り際に
お土産を用意していました。
小さな「おにぎり」です。
おにぎりはその場で一口でパクッと
食べられるサイズで邪魔にならず
良いサイズです。
その日は2軒目、3軒目と飲みに行き
かなり酔っぱらって帰りました。
こういう時は記憶が曖昧にしか
残っていません。
しかし、
翌朝、コートのポケットの中から
お店の住所と電話番号が書いてある
ワンドリンクチケットが出てきて
そうだ、昨日あの店に行って
あれがうまかったなぁと思い出しました。
このように1回でも多く
自分のお店のことを思い出してもらう
仕掛けを作ることはすごく大切です。
ぜひやってみてください