先日、言葉の使い方で売上が変わるというお話をしましたね?
●脳科学を利用したキャッチコピーで売上をアップする方法|店舗経営者の集客アイデア
https://buzz-create.com/archives/600
言葉の選び方がしっかりと売上に貢献しているか
科学的に検証ができるいい方法をもう一つお伝えします。
「ヒートマップ分析」です。
目次
・ヒートマップ分析とは?
インターネットにおいてウェブサイトの訪問者のマウスの動きやスマホの画面タップの動きを色分けして可視化できるツールです。
Googleアナリティクスだけではわからなかった細かい画面上での動きも分析できるので、ユーザーがホームページのどこをよく見てどのような導線を通ってアクションに繋がっているのか分かるのでインターネットから集客ができていない方は必須のツールです。
ヒートマップ分析には3種類あります。
①どこを熟読されているのか分かる「アテンションリードヒートマップ」
②どこまで読んでもらえたのか分かる「スクロールヒートマップ」
③どこをクリックしたか分かる「クリックヒートマップ」
・ヒートマップ分析を導入するメリット
消費者の動きが色と数字で見える化されるので、サイト訪問者がどこでページを辞めるのを止めているのか(離脱)が分かり、
どんなコンテンツは読み飛ばされているのかも分かるので、ページ改善の根拠が明確になります。
ヒートマップを導入して痛感したのは「自分の感覚はあてにならない」ということです。
・ヒートマップ分析の事例
一つヒートマップを使ってサイトを改善した例をお見せします。
福岡の鍋を複数店舗、紹介するまとめページを作り
そこへFacebook広告を使ってアクセスを流していたのですが
反応がイマイチだったのでヒートマップ分析を行いました。
コチラの事例は「スクロールヒートマップ」を使って改善した例です。
左側が改善前のスクロールヒートマップで
右側が改善後のスクロールヒートマップです。
改善前は最後まで読んでくれているのは32%
改善後は最後まで読んでくれているのが66%と
約2倍も最後まで読んでくれる人が増えました。
何が変わったと思いますか???
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「店名」と「鍋メニュー」を入れ替えただけです。
それ以外は何も変化させていないんです。
「写真」も変えていません。
改善前のヒートマップをジーっと眺めていて
店舗の切り替わりの箇所でガクッとページから離脱している様子だったので、
もしかして店舗名を目にして
「あー、このお店知ってる。」
となって離脱しているのではないか?
ならば、鍋メニュー・店名の並びに変えれば
鍋メニューを先入観なく見てもらえるんじゃないか?
と仮説を立てて実験した所
見事に改善され、最後まで読んでくれる方が増加しました。
仮に、ヒートマップを導入していなければ
言葉の違いに気づかずに、
・写真を入れ替えた方がいいかもしれない
・鍋をもっと別なオリジナリティのあふれるものに変えてもらおう
とかトンチンカンな改善策を打っていたかもしれません。
データなしに「言葉」の違いに”勘のみ”で気付くことはできますか?
おそらく無理だと思います。
ぜひ一度ヒートマップツールを利用してみることをオススメします。
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