売上 = 訪問数 × 問合せ率
ネットからの売上は上の公式で発生しますとお伝えしましたね。
そして、問合せ率から改善しなければ
穴の空いたバケツに
水を注ぎ続けているようなものだから
まず穴をふさぐ事からやりましょうと。
では問合せ率をどうやって改善していくか話していきましょう。
問合せ率 = 問合せ数 / 訪問数
ですから、
ホームページもしくはグルメサイトの
店舗ページへ訪れた人の内、
何人が問合せをしてくれたか調べましょう。
店舗であれば問合せ率が1%〜1.5%が平均的な目安です。
2%〜3%を目標に改善をしていくことをオススメします。
もし問合せ率1%を下回っていた場合、
ホームページの改善を図らなければいけませんが
ページのどこに問題があるのか
多くの人は勘であれこれ改善しようとしてしまいます。
これは危険です。
改善するときに気をつけたいポイントは2つ。
1.正確なアクセスデータを元に改善に着手すること
2.改善点は1回につき1箇所のみにすること
まず1つ目です。
正確なアクセスデータを元に改善するのに
おすすめなのは「ヒートマップツール」です。
今はテクノロジーが進んでいて
ホームページの
・どこをじっくり見ていているのか?
・どこまで読んでいるのか?
・どこをクリックしているのか?
これらを正確にデータで見れるんですね。
一つ事例を紹介します。
わたしが運用しているホームページ(ウェブサイト)の1つですが、
各店舗の鍋をご紹介するページを作成しました。
そのページの「スクロールヒートマップ」のデータです。
どこまで読んでいるか?
わかるヒートマップですね。
改善前が左側で、改善後が右側の画像です。
改善前は早い段階で50%を切っていて
多くの人が読むのを止めてしまっているのがわかります。
一方、改善後は最後の店舗の情報まで
見てくれている人が63%と半数以上残っています。
改善前と改善後で
最後まで読んでくれている人が2倍も違うわけです。
このときは何を改善したかと言いますと
紹介した鍋が変わる度に離脱者が増えていたので
もしかしたら
店舗名・メニュー名の順番で紹介していることで
店舗名を先に見て「あー、あそこか。知ってる」となっている可能性が考えられたので
メニュー名・店舗名に変更しただけでこの結果です。
このヒートマップを使わずにいたら
「効果がないなぁ…写真変えてみるか?」
とか
「鍋をもっと流行りのやつにしようか?」
とか的外れの効果改善策を取っていたかもしれません。
文字を入れ替えるだけでも
コレだけの変化が生まれるのですが、
勘では絶対に見つけることができません。
しっかりデータを元に改善をしていきましょう。
もう一つ気をつけるポイントは
「改善点は1回につき1箇所のみにすること」
ですね。
今回紹介した事例の場合、
写真も同時に変更していたら
店名・メニュー名を入替えた策が良かったのか
写真を入れ替えた策が良かったのか判断がつきません。
ですから、
データを見て、
1つ改善をして
またデータを見て
1つ改善をする。
この繰り返しなんですね。
この地味な作業を繰り返すことで
集客できる最強のホームページができるのです。
ぜひ参考にしてくださいね。
ホームページの改善について相談がある方は下記フォームからご相談下さい。
https://buzzcreate.jp/p/r/yMFFZA1l