サブスクリプションサービスって知ってますか?
サブスクリプション方式はビジネスモデルの1つ。利用者はモノを買い取るのではなく、モノの利用権を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式。コンピュータのソフトウェアの利用形態として採用されることも多い。
英語の「サブスクリプション」(英語: subscription)には雑誌の「予約購読」「年間購読」の意味がある。そこから転じて「有限期間の使用許可」の意味となった。
ウィキペディアより
つまり、一定の金額をお支払いすれば、
後は使い放題の利用権を販売する定額制のビジネスモデルということです。
先日このサブスクリプションを活用している居酒屋がテレビで話題になっていました。
単品で使える飲み放題が月3,000円支払えば1か月間使い放題になるというサービスです。
※料理2品必注文
そのお店は1回の飲み放題が1700円なので2回行けばもう元が取れてしまいます。
面白いですよね。
「そんなことをしたら売り上げが下がってしまうじゃないか」
と思うかもしれませんが、
このお店は結果的に売上は上がっているそうです。
なぜなんでしょうか?
少し考えてみてください
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実際に利用しているお客様の声に答えがありました。
「飲み物が”タダ”なので高い料理を頼みたくなります」
「一回お金を払ったらタダみたいなもんなので食べ物にちょっとお金をかけてみようかな?」
「お金がかからないから日頃頼まないような料理を頼む」
注目なのは1回お金を払えば
”お酒代はタダ”という認識になり、
得した分お金を使っちゃうという心理になるようです。
最初のおつまみが「枝豆322円」→「マグロユッケ754円」に
おかずも「鶏の唐揚げ538円」→「牛タンネギ塩焼き1111円」に
とこんな感じで飲み物代がかからない代わりに注文する料理のグレードが上がり、
結果的に客単価があまり下がっていないようです。
もう一つ売り上げが上がる理由があります。
”来店頻度のアップ”です。
今まで月に1回しか来なかったお客様が平均3~4回来店してくれるようになったそうです。
これにより大きなメリットは2つあります。
1.接触回数が増えるためファンになってもらいやすい
2.月額制で売上が見えるので新規の顧客獲得コストを大幅に削減できる
というメリットがあります。
飲食店の人と一般のサラリーマンの認識の違いって大きいんですが、
1ヶ月間、同じ店に2回以上行くお店はほとんどありません。
それが3回も4回も来てくれるわけです。
当然スタッフも年に1~2回来る人よりも顔も覚えるので会話もうまれます。
会話が生まれれば、常連客になりやすいので
来月も再来月も来てくれる確率が高くなるわけです。
こういうのを見てすぐに実験してみるかどうかが差を分けます。
「ドリンクの方が利益率が高いから利益が減る」
「1か月を管理するのにカードなど準備が必要だ」
など理由をつけてやらないケースがほとんどです。
もったいないですよ。
まずは1ヶ月10名限定で募集しちゃえばいいんです。
1ヶ月10名ほど実験したからといってお店が傾くような失敗は無いはずです。
コレで上手く売上・利益が上がるようなら、
好評につき再募集!継続!とやっていけばいいわけで
問題が出たら改善したり、改善しようもない場合はそのサービスを限定のまま閉じてしまえばいいのです。
また、月額会員の管理もLINE@のクーポン機能を使えば可能です。
印刷物など一切用意せずに今日からスタートできます。
ぜひやってみてくださいね。