今日はグルメサイトに依存することのデメリット6つ目について解説します。
1.仕様変更による値上げの心配がある
2.サービス自体が終了する危険性がある
3.他店と比較されやすい
4.自店のウリをしっかり打ち出せない
5.アクセスデータの詳細が見れず検証できない
6.アクセスデータを元に改善できることが限られている
7.アクセスを増やす手段が掲載費を追加する以外に手段がない
8.見込客のリストが蓄積されていかない
まず問題なのはどういう状態であれば
改善すべきなのか判断基準を持っていないお店が多いのは大問題です。
そして、営業担当も改善する基準と
改善方法を持ち合わせていないケースがほとんどです。
今日はどういう状態になったら
お店のページを改善すべきか解説しましょう。
インターネットでお客様がお店を
決定までの流れを想像しましょう。
①ジャンル+エリアで検索
②検索結果の中から良さそうな写真+広告文のお店をクリック
③お店のページを見て、今回の飲み会の条件に合うか検討
④条件が合えば、電話orネット予約。
条件が合わなければ、ページを離脱し、検索のし直し
①→②を改善するのは「広告の見直し」
③→④を改善するのは「ウェブサイトの見直し」
が必要です。
ですから、
お店のページに訪れた人の内、
どれだけの割合で電話orネット予約をしてくれたか?
が判断基準になります。
この数字をネット広告の世界では
コンバージョン率(CV率)といいます。
では、今回はホットペッパーでの計算方法をお伝えします。
お店のアクセスレポートを見て下さい。
・TOPPV 3,000
・電話件数 20件
・ネット予約件数 80件
だった場合、
CV率=(電話件数+ネット予約)/TOPPV
CV率=(20件+80件)/3,000=3.33%
この数字が高いか低いかの判断は
エリア×プランの平均と比較しましょう。
もし平均よりも低いのであれば
改善が必要ですし、
高いのであれば現状維持でOKです。
平均よりも低かった場合には
グルメサイトの場合は
お店のトップページの変更が必要です。
この基準を持たずして、
なんとなく売上が悪いとか
TOPPVが下がってきたとか
勘でネット集客をすると大失敗します。
まずは下記の流れの
どこに自店舗は問題があるのか
データでしっかり理解し、
①ジャンル+エリアで検索
②検索結果の中から良さそうな写真+広告文のお店をクリック
③お店のページを見て、今回の飲み会の条件に合うか検討
④条件が合えば、電話orネット予約。
条件が合わなければ、ページを離脱し、検索のし直し
①→②を改善するのは「広告の見直し」
③→④を改善するのは「ウェブサイトの見直し」
ココを分けて考える必要があります。
しかし、グルメサイトの場合、
ココから先の改善するポイントが問題になります。
グルメサイトのページはフォーマット化されていて
改善できる余地が少ないからです。
文字数が決められていて
書きたいことが自由に書けない。
載せたい写真が載せられないという
デメリットがあります。
例えば自社ホームページでしたら
ヒートマップ分析ができるツールを
入れるだけで自分の店舗ページの
どの箇所がよく見られているか?
どの箇所でページを見るのを止めてしまっているか?
どの箇所をよくクリックしているのか?
全てデータで見ることができ、
改善箇所が明確にわかります。
私が運営しているウェブサイトでは
写真などを一切変えずに、
文字を数ヶ所入替えただけで
効果が2倍になった事例もあります。
どの文字を入れ替えれば
効果が上がるかなどは
勘だけでは絶対に判断できません。
同じ広告費を使って
効果が2倍になる可能性があるのであれば、
しっかりと分析をしてこだわる必要があるのは
経営者なら理解して頂けると思います。
自社ホームページだからこそ
ヒートマップ分析ツールなど
利用することができますが
グルメサイトではこういったツールを使うことはできません。
ぜひ自社ホームページを作って
しっかりと分析できる環境を整えていきましょう。