なぜ、大手企業のリクルート・
ホットペッパーの看板を捨てて、
集客コンサルタントをしようと思ったのか?
1.もっと少額でお店に合った集客方法を選べる時代に変わった
2.新商品、新サービスがお客様のためになるのか疑問を感じた
主にこの2つの理由があるのですが、
今日は2つ目の理由
「新商品、新サービスがお客様のためになるのか疑問を感じた」
についてお伝えします。
※1つ目の理由が気になる人は前述した下記、記事を御覧ください。
私がホットペッパーをやめた理由「別な集客方法が出現したから」
私が2006年に入社し、
独立した2013年までの間で
飲食店を探す方法は大きく変化しました。
フリーペーパー中心の時代から
世の中にインターネットが普及すれば
ネット版を立ち上げて新サービスを提供する。
スマホが普及すれば、
スマホアプリを開発する。
時代に合わせて、
提供するサービスが新たに登場するのは当然です。
お客様の集客に役に立つと本気で思い、
私自身も腹落ちして納得してお客様にご案内していました。
しかし、私が疑問を感じ始めたのは
スマートフォンが普及したあたりから登場した商品群です。
2010年後半くらいですね。
例え、フリーペーパー(本誌)を
見ていたとしても、わざわざ店舗まで本は持っていかず
スマホでホットペッパーの画面を見せるようになったため
お客様がフリーペーパー(本誌)の集客効果を感じにくくなったあたりです。
実際に効果があったかどうかの検証をせずに
世の中はネットの時代だ!と営業マン自身も思っていたため
安易に本誌を辞めてネットに予算を投入するようになりました。
※私が検証したお店では、
ネットのプランはそのままで
本誌なしと本誌ありで6ヶ月間比較した所、
本誌ありの方が店舗売上が60万円〜80万円
良かったというデータも取れているので、
本誌の掲載をお勧めしたこともあります。
店舗によって効果は違うので、
本誌をつけるかつけないかしっかりと検証を行うべきですね。
決して、
周りのお店が外すからとか
世の中はネットでしょ!
といった勘だけで判断せず
自身の店舗とアクセスデータを
しっかりと検証することをオススメします。
話が脱線しましたね。
話を戻します。
本誌の売上が落ち、
ネットにお客様の予算が向いていることから
ネットに新たな商品が次々と投入されました。
疑問を感じた新商品の一つは「オプション」です。
私はコレにかなりの疑問を感じました。
元々あるものをバラバラにして、
もう一度課金するような商品だったからですね。
元々、ホットペッパーの基本プランには「特集」と言われる検索の導線があります。
アクセスレポートを見てもらえばわかると思いますが、
その中に、例えば
・4000円台飲み放題コース
・10人以上で使える個室があるお店
・誕生日・記念日サービスができるお店
・女の子同士で行くとオトク!
ってありますよね。
もともと
B,A,SS,SSPといった
基本プランに参画していれば
無料で選べる”集客の入り口の一つ”
だったわけです。
しかし、新たに作られたオプション商品である
・忘年会パーフェクトガイド
・新年会パーフェクトガイド
・送別会パーフェクトガイド
・歓迎会パーフェクトガイド
・女子会完全ガイド
・誕生日・記念日プロデュース
の中に全く同じ切り口の検索導線があります。
実際に開いて確認してみてくださいね。
しかも、新たに作られたオプションが
トップページの目立つところに表示されていて
元々あった特集はページの最下位、
スマホアプリに至っては
タップをしないと表示されない場所に追いやられているわけです。
このオプションに参加しないと
元々は同じ料金でついていた検索導線が
減っている状態とほぼ同じになってしまうわけです。
もう一つ疑問を感じた商品は
スマホに関する検索順位ですね。
本誌の掲載サイズが大きければ大きいほど
スマートフォンの検索結果の順位が上になるように変更したんですね。
私を含めた当時の営業リーダー陣は猛反対しました。
現場を知る大都市圏のリーダーたちは
お客様が既に本誌への期待が薄れ、
50%以上のお客様がネットのみに
予算を割いていた状況でしたので
コレを続けるとどうなるかが想像できていました。
大都市圏ではこのプランは一時期だけ実施され、
今ではこのプランはなくなりました。
しかし、
地方都市ではまだこのプランは残っています。
当時、営業リーダー制度がない
地方都市では反対できる人がいなかったこと
本+ネットを併用しているお客様が
90%を超えていることが原因でしょう。
私はネットを重視しているお客様が
検索結果の最上位を目指すために
ネットで最上位プランを申し込んでいたのに
スマホの検索順位だけ本誌と連動するという
理屈に整合性を見出すことができませんでした。
下がり続ける本誌の売上を
どうにか補填するための会社側の都合に
思えてならなかったのです。
2013年4月に鹿児島に異動になり
未だにこの本誌掲載サイズと
スマホの検索順位が連動する
プランがあることに愕然としました。
会社にとっても
私の部下にとっても
自社の商品に納得していない人間が
リーダーとして残っていては
迷惑だと思いますし、
なにより、お客様に納得のいかない商品を販売するということが私にはできませんでした。
もっとお客様の時代にあった
納得する集客のサポートがしたいと考え、
会社を去り、BuzzCreateを創業することを決めました。
もし、現在やっている集客に不満や疑問があるなら
一度、私に相談してみませんか?
下記フォームから感じている不満や疑問を教えてください。
何か力になれると思います。
●問い合わせフォーム
https://buzzcreate.jp/p/r/yMFFZA1l