飲食店の求人で優秀な人を採用する方法|飲食店の集客アイデア

昨日は「人材採用」にはオーナーブログが有効であるとお話をしました。

飲食店の求人「アルバイトが集まらない」を解消する方法

オーナーブログに「独立支援」をしている旨を
書くと特に有効であるとお伝えしましたが
どのように独立を促せば、

自社にも利益が残り、
独立した人にとってもメリットがある
Win-Winの関係を築けるのか

今日は2人の事例を解説します。

一つは肉山のオーナー光山さんです。

コレはホリエモンこと堀江貴文氏の
「グルメ多動力」という本に掲載されていた
対談で学びました。

365日毎日外食をし、
IT長者の堀江さんの鋭い視点と
豊富なアイデアが大変学びになる良書です。

今日紹介する対談以外にも
繁盛店になるヒントが沢山散りばめられています。

飲食店関係者は必読の書ですから
まだお持ちでない方はぜひご購入下さい。


肉山のオーナー光山さんはこの本を読むまでは
知らなかったんですが60店舗ぐらい
手がけているそうです。

光山さんのアプローチの仕方は面白いです。

店長に「そろそろお店を買わんか?」と話をして、
買う意思があれば、その時から店長の給料を2倍にして
買取金額に達するまで差額分をもらい続けるスタイルだったり

「餃子に自信があるやつ持ってきて」

と呼びかけて、オーディションをして
美味しかったら開店資金など全て出す。

返済金も月20万の返済金だったら
利子つけて月21万の返済でOKと
少額しかとっていない。

長年酒屋に勤めていて
フランチャイズだと先に
多額の契約金額が決められて
その金額を払うために
無理をしたり原価を削って
お客様へのサービスが悪くなったりして
崩壊していくという現場を見て
今のスタイルにしたそうです。

あまり大きく取ろうとせずに、
小さく沢山を育てるスタイルなので

優秀でやる気のある若者が
数多く集まり続けているのだと思います。

少額でも60店舗もあれば
オーナーが新しく挑戦したいことも
どんどんできますよね。

もう一つの事例を紹介します。

これは飲食業では無いのですが
他業種の企業を束ねている
ホールディングスの経営者から聞いた話です。

ある制度を導入したことで
売り上げはほとんど変わらなかったのに
利益が前年度の3倍になったお話でした。

ある制度とは「給与制度」の見直しです。

子会社の経営陣の給料を

利益を〇〇円残せば、
翌年の給料が利益額の何%と

前年の利益に応じた給料に変えたところ
最終利益は前年の3倍になったそうです

ポイントなのは
「売上」ではなく「利益」
評価の軸にしているとことです。

評価の軸を「利益」にしたことで

経営者視点がより強くなり、
目の届かない細かい部分の
経費削減をしたり、
広告も費用対効果のより良い物を
追求するようになったことで

小さな利益の積み上げが
大きな利益に変わっていったそうでう。

複数店舗経営している飲食店でも
同じようなことが導入できます。

私がリクルートでホットペッパーの
営業をしていた時に個人経営オーナーさんと
広告費を出していない雇われている店長さんとの
打ち合わせでは打ち合わせに臨む熱が違うことを感じていました。

自分で広告費を出していることで
うまく行けば利益が出るし、
うまく行かなければ自分の給料が減るので
当然、熱が入ります。

店長さんにもこのような
経営者視点を持ってもらうためにも
「利益」ベースで給料に反映する制度
導入してはいかがでしょうか?

社長は新しいことに
チャレンジし続けるに
現場でアルバイトスタッフの
動き一つ一つに目を配るのではなく

もっと社長業に専念するためにも、
店長さん達の経営者視点を磨き
自分のお店を買い取るくらい
成長させることがブランドの価値を
上げることができます。

自分も成長されてさせてくれた
恩は絶対に忘れないですし、

このように独立の支援が充実していれば
飲食を志す優秀な若者は
必ずあなたを店で働きたいと思うはずです。

ぜひやってみてください。

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