「流行りものには乗っておくべき」という話をしていきます。
昨日テレビを見ていて
「チーズタッカルビ」の紹介をしていました。
無性に食べたくなり、
テレビで紹介されていたそのお店は
かなり遠かったので、自宅から近いところで
チーズタッカルビを出しているお店がないか
検索をしました。
しかし、
近くで出しているお店がないんですよ。
私が検索した方法はGoogleで、
「チーズダッカルビ 鹿児島 日置」
「韓国料理 鹿児島 日置」
「焼肉 鹿児島 日置」
でしたが、
それぞれ調べてみたんですが、
ないんです。
もしかしたら、お店で新商品として出したばかりで
ホームページにまだ反映をしてないだけかもしれないと
思ったので、仕方なく、
近くのお店で焼肉や韓国料理店に
電話をかけてチーズダッカルビやってませんかと
問い合わせをしたんですね。
それでも残念ながらチーズタッカルビを
出しているお店はありませんでした。
もったいないですよね。
2017年の今年の1皿に
「チーズタッカルビ」は選ばれたわけですから、
テレビや雑誌のメディア関係者は
当然、毎日取材するネタを探しているので
話題になりそうなものはニュースにしてくれる
可能性が高いわけです。
そうしたら、
私のように取材されていないお店でも
検索をして来店をしてくれる可能性があるチャンスがあったわけです。
流行りものにはのっておくことをお勧めします。
これが鮮魚とかを売りにしているお店であれば
もちろんオススメはしませんが、
鶏料理、チーズ料理、鍋、韓国料理、焼肉屋などは
お店のウリから大きく外れる事は無いメニューですよね。
なぜ流行の力を利用しようとしないんでしょう?
流行り時のニュースの露出度を
ご自身で広告費を出すこと考えると相当な額になります。
こういう時に
「あの店は流行ばかりに乗って」
とか馬鹿にする人や
「どうせ流行はすぐ終わるんだから」
とか斜に構えている人は
かなり損をしています。
大切なのは「仕組みづくり」です。
流行に乗って集客をして
その流行メニューにお店のウリをしっかりと組み込み
リピーター、ロイヤルカスタマーに育てていく
仕組みがないといけません。
例えば
お肉に絡めるソースのこだわりがあれば
それを伝えるべきですし、
肉質自体にこだわりがあるお店なら
それを伝えるべき、
チーズや製法にこだわりがあるのであれば
それについて表記をするわけです。
ホームページやメニュー、店内POPに
しっかり書きましょう。
「さすが●●さんところのチーズタッカルビは違うね!」
というものを作りましょう。
伝えないと理解してもらえませんからね。
同じお米を出したとしても
国産米と出すのと魚沼産コシヒカリと出すのでは
圧倒的に満足度と客単価は変わるのと同じです。
流行メニューの中に自店舗でのこだわりを
どこかの要素に入れられないかを常に考えておきましょう。
そして、
一度来た人には再度アプローチを
かけられるようにしましょう。
今ならLINE@が一番有効ですが
可能であればDMを送れる住所や電話番号など
かけられるように個人情報の取得をしておきましょう。
100人来た内の10人でも
再度アプローチできる手段を積み上げておくだけで
新規にかかる広告費用は削減することができます。
ですから、ブログをやることをお勧めしています。
ブログであれば今日思い立った時に
すぐに書くことができますし、
開発過程やこだわりも詳細に書くことができます。
大手グルメサイトも管理画面から
すぐに編集が出来るような機能はありますが、
魅力を伝えきれるような充実した内容は書けないですし、
先日紹介した記事「ブログで集客効果を上げるコツとは?」のように、
お店のトップページにアクセスがくる
仕様になっているので
お店のページにたどり着いてから
またその情報を探さないといけなくなってしまいます。
ブログに書いておけば、
FacebookやTwitterですぐにシェアを
することもできますから拡散も期待できます。
具体的にステップにまとめます。
1.流行っているものをチェックする
2.流行りメニューに自店舗のウリを組み込むことができないか考える
3.常連様(インフルエンサー)に試食をしてもらう
※可能であれば常連様にもSNSに投稿してもらう
4.ブログに掲載する
5.ソーシャルメディアに投稿する
6.テレビや雑誌、メディア関係者にプレスリリースを送る
ぜひやってみてくださいね。