飲食店アルバイトスタッフの離職率を下げる教育方法とは|飲食店の集客アイデア

これから日本の人口は減っていきます。

外食に行く人も少なくなれば
外食産業で働く人材の確保も難しくなります。

東京や大阪では大型店では
外国人のスタッフさんが多く働いています。

実感されていると思いますが、
スタッフさんの確保は
以前に比べて非常に難しくなっていると思います。

また、せっかく確保した人材も
少し怒るだけでやめてしまわれる
ケースも少なくありません。

これから世の中は
どんどん人がいらない方向へ向かっています。

AIが発達して、
無くなってしまう職業は
多くなると言われてますが、

あまり飲食店には関係ないことだと
捉えている人が多くいるようです。

しかし、私はそうは思っていません。

現在、予約システムをお使いだと思いますが、

既に予約システムとポスレジシステムが
連動しているお店も増えてきました。

これにより、
Aさんが過去に何回来店をしてくれていて
何を飲んで、食べているという
データが蓄積されていくのは当然ですが、

これから、
さらに進化して多くの人の
予約と注文データを機械が分析し、

この人にはこんなメニューを
提案した方がいいとか、

あなたのお店はこんなメニューを
加えると売り上げが何%伸びる

といったことも十分に考えられます。

今は3Dプリンタも進化していて
もう3Dプリンターで料理が作れる時代になっています。

食材さえ用意すれば、
ミシュラン三つ星シェフの味と
全く変わらないものが出せるように
なる未来もそう遠くはないでしょう。

こういう話をすると、

「いやいや、そんなのまだまだ先でしょ」

と言う人が多いですが、

低音調理器はその始まりの1つと言えますし、

福岡では「レンチン」というお店で
料理はすべて冷凍食品で
レンジでチンしたものを
提供しているお店が流行っています。

ここに目を背けてはいけません。

事実として、
このお店には料理人が必要ないわけです。

ではどのように生き残っていくのか、
最終的に生き残るのは

「コミュニケーション能力」です。

あなたのお店の常連さんに
アンケートをとってみても
多くの方があなたの事や
スタッフさんも気に入って
通い続けているはずです。

明太子の老舗販売店の社長の話では
過去にアンケートを取ったところ

「スタッフの対応はいかがでしたか?」

というアンケートに「良かった」と答えた人の

「味はおいしかったですか?」の

質問の答えは「おいしかった」と答える人が
多かったそうです。

逆に「スタッフの不満がある」と
答えた人の「味はどうですか?」の

質問には「美味しくなかった」と
答える人が多くいたと話していました。

つまりスタッフの対応は
味にも影響をするということです。

ですから、
コミュニケーション能力を高めることが
生き残るために最も重要だといえます。

では、どのようにスタッフさんの
コミュニケーション能力高めるのか
ノウハウをお伝えします。

それは、

「お客様に喜んでもらえた」

という経験を作ってあげることです。

最初は、
店長が「イチオシの品」を指示して

スタッフからお客様に

「私からのサービスです!
よかったら召し上がって下さい!」

とオススメして下さい。

このように、
普段にないサービスをお客様に提供すると

「お客様に喜んでもらえた」

という経験が積めるので
またお客様に喜ばせたいと思うようになります。

ここから、
さらにレベルアップさせていくのであれば

1テーブルにつき、
原価500円まではサービスしても良い
権限をスタッフに渡してあげる

スタッフもどうやったらお客様が喜んでくれるか
頭を使ってくれるようになります。

月に1度、自分が行ったサービスで
お客さんに喜んでもらえた成功体験を
共有するミーティングの場を作る
さらにスタッフの成長につながります。

ぜひやってみてくださいね!

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